「経済史」は未来への道しるべ クイズde学ぶ お金のあれこれ

「経済」は時代とともに変化します。産業の盛衰、労働力や技術革新、政治、統計学、金融論など、いくつもの知見から歴史的な教訓や情報を得て、経済の未来に生かしていく学問が「経済史」といえます。
例えば、かつて日本ではバブル経済の崩壊で銀行等が相次ぎ経営破たんしましたが、このとき日本では銀行等に公的資金(税金)を資本注入して一時国有化。預金者を保護し、金融システムの安定化に努めましたが、同じようなことは米国でも。2008年9月のリーマンショックをきっかけとした金融危機のとき、オバマ政権は7000億ドルの公的資金を用意して「不良資産救済プログラム(TARP)」を創設。再び“世界恐慌”を起こさぬよう、危機回避に努めたのです。
過去から学ぶべきことは多くあります。今回は「経済史」についての全4問です。

大暴落に急騰…… 株価は“生きもの”

第1問 1929年、ニューヨーク株式市場で株価が大暴落したことをきっかけに広がった世界的な不況を何というでしょう?

第2問 1980年代後半から90年代初めごろの日本経済のように、資産価格が適正な水準を超えて大きく上昇している経済状態を指す言葉は何でしょう?

 

「新自由主義」を唱えた“シカゴボーイズ”

第3問 1973年のクーデターによって社会主義政権に代わったピノチェト政権が、新自由主義を推進する「シカゴボーイズ」と呼ばれるシカゴ学派の若い学者に託して経済改革を進めた国はどこでしょう?

第4問 次のうち、求職者数が求人数に対して不足している状況を示しているのはどれでしょう?

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