公平で自由な競争が“健全な市場”をつくる! クイズde学ぶ お金のあれこれ

一つの商品が、わたしたちの手元に届くには、商品の企画や開発、製造、販売などと、それらにかかる原材料費や設備費、人件費がかかっています。さらには、さまざまな企業が類似した商品を取り扱っていて、これらのすべてがモノの価格に反映されています。

ただ、他社よりもたくさん売りたいからといって安価で売れば、利益は薄くなりますし、半面、高額な商品は機能がその価格に見合っていないと、これもまた売れないでしょう。

一方、消費者にとっては、いろいろな価格の中から、いろいろな機能が備わった、多くの商品が市場に並んだほうが、自身のニーズに合った商品を選ぶことができるため、楽しくが広がります。

そう考えると、なかなか厄介そうな価格設定ですが、少なくとも公平な価格競争のもと、消費者が「ほしい商品」を手に入れられる市場が求められていることは間違いありません。

今回は、市場の「独占・寡占」に関する全4問です。

 

カルテルや談合を“監視”する

第1問 独占禁止法を所管し、消費者の利益を損ねるような企業の行為を取り締まるなどの活動を行う機関はどこでしょう?

第2問 独占的に利益を得ることを目的として、同じ産業の複数企業が生産量や価格について協定を結ぶことを何というでしょう?

灯台の光に、船が“タダ乗り”している?

第3問 次のうち、独占企業の行う価格差別の例として不適切なものはどれでしょう?

第4問 次のうち、寡占市場の特徴として不適切なものはどれでしょう?

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