「為替脳」を身につけよう！！ カブライブ！が大学生向けに勉強会

個人投資家のすそ野拡大と金融知識の向上をめざすカブライブ！が、マネックス証券チーフFXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長の吉田恒（よしだ・ひさし）氏を招き、大学生を対象に「為替予想入門セミナー どうしたら為替相場を予想できるか？」をテーマに、2024年6月5日と12日の2回にわたり勉強会を開催しました。

マネックス証券チーフFXコンサルタントの吉田恒氏が「為替脳」を伝授

為替相場は予測できる！？

「超円安」が続いています。コロナ禍前に1ドル＝110円台だった為替相場は、この3年間に40円超も下落。モノの値段は上がって、人々の生活も楽ではありません。勉強会では、そんな“歴史的”な為替相場を検証し、今後どう動いていくのかを考えました。

参加者は、早稲田大学の投資サークルForward、慶応義塾大学のMacro Vision、立教大学投資俱楽部の約30人。為替を理解する力「為替脳」を会得する課題として、①テーマを見つける → 相場が変動している主因を理解する②「行き過ぎ」を点検する → 相場は行き過ぎるし、間違うものである③一時的な動きか継続的な動き（トレンド）かを見極める――の3つの課題を、2022年から続いている「歴史的円安」はどう予想できたか？ そして4月の日銀による為替介入とその後の動きを、どう見ていけばよいのか、検証。学生たちは熱心に耳を傾けました。

マネックス証券チーフFXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長　吉田恒氏

質疑応答

参加した学生からは、「大変有益なお話で、投資へのモチベーションがさらに高まりました」「為替を知る、とても良い機会になりました」などの声が寄せられました。

　カブライブ！は、「円安の影響で、為替が人々の生活と密接に関係するテーマであることが浸透してきています。『よくわからない』ことをそのままにせず、理解して、自分にプラスになるよう考えてみる機会にしてもらえればいいですね」と話しています。

　なお、当日のもようは6月24日付の金融経済新聞の記事で紹介されました。

金融経済新聞2024年6月24日付