健全な市場のための“操作”? クイズde学ぶ お金のあれこれ

市場での活発な取引には公平・公正な競争が必要です。例えば、特定の企業が市場を完全に支配し、競争相手が存在しない状態を市場の「独占」といいます。市場の独占が起こると、一社の企業が価格設定や供給量を自由に操作できますから、品質の低下が懸念されるなど、消費者にとっては不利益を被る可能性が起こります。一方、「寡占」はいくつかの少数の企業によって市場が支配された、競争が限定的な状態を指します。寡占市場では、企業間の協調や競争が重要な役割を果たします。

独占と寡占——。どちらも市場での競争を阻害します。

今回は、そんな市場の「独占と寡占」に関する全4問です。

 

「金融緩和」と「金融引き締め」を使い分ける

第1問 日本銀行で行われる会合のうち、金融政策の運営に関して審議、決定するものを特に何というでしょう?

第2問 「オペレーション」と呼ばれることもある、中央銀行が金融市場で国債や手形などを売買することで市場の資金量を増減させる金融政策の手段はなんでしょう?

金利が「マイナス」だった時代があった!

第3問 2016年に日本銀行が導入した「マイナス金利政策」は何の金利をマイナスにする政策でしょう?

第4問 1930年代、世界恐慌からの脱却を目指すため、アメリカのフランクリン=ルーズベルト大統領が示した一連の経済政策のことを何というでしょう?

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