経営者は労働法制を守らなければならない! クイズde学ぶ お金のあれこれ

日本の労働者の最低賃金は、世界的にみて「著しく低い」との指摘があります。最近の物価上昇に、賃金の上昇が追いつかず、「働く人の生活が厳しくなっている」という声もよく耳にします。さらには残業代を払わない、休みを与えない……。不当な働かせ方をしている経営者はいないわけではありません。それゆえ、労働者を守る労働法制があるのです。

一般に、労働条件を決める場面では、経営者(使用者)と労働者は対等の立場であることが原則です。また、労働者は一人ひとりは弱い立場にありますが、労働組合を組織することが認められており、労働組合がある会社では労使の合意なくして労働条件は変更できません。もちろん、賃金交渉もその一つです。

今回は、「労働」をめぐる全4問です。

来春のベア、期待できるかな……

第1問 労働組合が企業などの使用者に対して、賃上げなどの労働条件について要求や交渉を行うことを、これが行われる時期から何というでしょう?

第2問 次のうち、労働者に与えられる休憩時間について最も不適切なものはどれでしょう?

10月から、新しい最低賃金が適用される

第3問 次のうち、「最低賃金」の説明として誤っているのはどれでしょう?

第4問 労働条件の改善などを目的に、労働組合が団結して労働を拒否する行為を何というでしょう?

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