【おさらい新NISA】まだまだ間に合う“はじめの一歩”
こんにちは。新しいNISA(少額投資非課税制度)がはじまって、1か月が経ちました。
今回は、改めて概要と個人的なオススメの投資方法について、まとめてみました。
大切なのは続けること!
新NISAの「つみたて投資枠」は、2024年から導入された新しいNISA制度の一部です。これまでもNISAの制度自体は運用されていましたが、今回の改正で諸々のポジティブな変更がありました。
まず、これまでのNISAでは併用できなかった「一般NISA」と「つみたてNISA」が、新NISAでは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の名称になりました。それに伴い、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の併用が可能になり、利用者のリスク許容度によって、さまざまなポジションをとることが可能になりました。
二つめの大きな変更点は、年間投資上限額が最大360万円に拡大された点です。従来のNISAの年間投資上限額は、「一般NISA」が120万円、「つみたてNISA」は40万円でしたので、おおむね2倍に拡張されたことになります。
一方、いずれの投資枠にしても年間投資額の上限があり、成長投資枠が240万円、つみたて投資枠が120万円となります。
ただ、毎月30万円を入金し続けるのは、かなりハードルが高いと思うので、あまり気にする上限額ではないのかな、と思っています。
さらに、最大1800万円の“生涯”非課税限度額が新設されたことや、非課税保有期間が無期限になっていることがあります。
特に非課税保有期間の無期限化については、これまでは「一般NISA」は最長5年、「つみたてNISA」は最長20年と限度があったことから、新NISAの無制限化により、税制面のメリットはかなり大きくなったといえそうです。売買また、売買後の枠については再購入が可能になったため、その点でも良いサービスになったと考えています。
これらの変更を受けて、国内の株式指数は結構上がっている印象です。一方、投資は一日で完結するものではなく、中長期的に複利を享受するものであるため、継続的な“入金力”を持続することが結局は一番重要なのではないかと考えています。
では、また!
プロフィール
ペガゾ
大学で金融政策を専攻。株式投資についても、個人でファンダメンタルズ分析をメインに行っていた。現在は金融業界で働いており、個別株は投資できないものの、引き続き情報収集を行っている。
「日本でも、個人投資家がもっと増えればいい」と思っている。